自転車の通行ルールの中でも、もっとも間違いやすいのが「車道と歩道の使い分け」です。警察庁の資料(p.16)でも強調されているように、自転車は基本的に車道の左側を走るのが原則です。
しかし、例外的に歩道を走れるケースもあります。この記事では、歩道を走っていい条件・歩道での走り方・歩行者との関わり方を、中学生でもわかるように解説します。
この記事でわかること
- 自転車は「車道の左側」が原則
- 歩道を走れるのはどんな時?(3つの条件)
- 歩道を走るときのルール(中央〜車道寄りを徐行)
- 歩行者がいたら必ず止まる
- 子育て家庭におすすめの安全アイテム
1. 自転車は「車道の左側」が原則
自転車は道路交通法上「軽車両」であり、車の仲間です。そのため、基本は車道の左側を通行します。右側通行(逆走)は非常に危険で、青切符の対象になることもあります。

2. 歩道を走れるのはどんな時?(3つの条件)
資料(p.16)では、歩道を走れる条件が明確に示されています。
- ① 「自転車通行可」の標識・道路標示があるとき
- ② 13歳未満・70歳以上・身体の不自由な人
- ③ 車道が危険で、やむを得ない場合(工事・交通量が多い・幅が狭いなど)
この3つのどれかに当てはまるときだけ、歩道を走ることができます。

3. 歩道を走るときのルール(中央〜車道寄りを徐行)
歩道を走るときは、次のルールを守る必要があります。
- 歩道の中央から車道寄りを走る
- スピードを出さず「徐行」する(すぐ止まれる速度)
歩道はあくまで歩行者が優先。スピードを出して走ると事故につながります。
4. 歩行者がいたら必ず止まる
資料では、歩行者の通行を妨げる場合は一時停止と明記されています。
歩行者が前にいるときは、
- スピードを落とす
- 後ろから近づかない
- 必要なら止まる
という対応が必要です。
5. 子育て家庭におすすめの安全アイテム
歩道を走るときは、子どもを乗せていると特に注意が必要です。安全のために、次のアイテムを揃えておくと安心です。
① チャイルドシート(幼児同乗時の安定性UP)
ルール改正で取り締まりが話題になっていますが、子どもを乗せる家庭がまず見直したいのは「子どもの乗せ方」です。
警察に止められるから守る、ではありません。停車中や低速でのちょっとした転倒でも、子どもは高い位置から頭から落ちる危険があります。シートはお子さんの年齢・体重に合ったものを選び、ヘルメットとシートベルトをセットで使いましょう。
▶ チャイルドシートの例(前用・後ろ用)
OGK技研 自転車 チャイルドシート フロントベビーシート 前用 グランディア FBC-017DX3
OGK技研 RBC-011DX3 ヘッドレスト付コンフォートうしろ子供のせ
② ベル(付けるのは義務、鳴らすのは危険なときだけ)
自転車のベル(警音器)は、ほとんどの都道府県の規則で取り付けが義務になっています。壊れていたり外れていたりしたら、まず付け直しましょう。
ただし、鳴らしていい場面は限られています。道路交通法(第54条第2項)では、「警笛鳴らせ」の標識がある場所などを除いて警音器を鳴らしてはいけない、とされています。例外は「危険を防ぐためにやむを得ないとき」だけです。
つまり、歩道で歩行者に道をあけてもらうためにベルを鳴らすのはNGです。歩道は歩行者が優先なので、前に人がいるときは次のように対応します。
- スピードを落として、距離をとって後ろにつく
- 追い越せないときは一時停止する。混んでいたら自転車を降りて押して歩く
- どうしても気づいてほしいときは、ベルではなく「すみません、通ります」と声をかける
子どもに自転車のルールを教えるときも、「ベルは人をどかすためのものではない」とセットで伝えておくと安心です。
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KNOG(ノグ)自転車用ベル Oi CLASSIC BELL LARGE
まとめ
歩道は「例外」で、基本は車道の左側を走るのがルールです。歩道を走るときは歩行者を最優先にして、徐行と一時停止を徹底しましょう。ベルは付けておくのが義務ですが、歩行者をどかすために鳴らすものではありません。
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