「防災、ちゃんと備えてる?」
正直に告白します。わが家、防災バッグだけは2〜3年前に用意したんです。でも……正直、用意したのはそれっきり。家族で安否確認の方法を決めたり、避難経路を子どもと歩いたり、家具を固定したり——そういう「バッグ以外の備え」は、ほぼ手つかずのままです。「やらなきゃなぁ」と思いながら、毎日の育児に追われて後回しにしてきました。きっと同じようなパパ、多いんじゃないでしょうか。
そんなある日、子どもに「地震きたらどうするの?」と聞かれて、うまく答えられませんでした。バッグはあっても、肝心の「どう動くか」を家族で決めていない。これはマズい。パパとして、ここからちゃんと向き合おうと決めました。
9月1日は「防災の日」。1923年の関東大震災にちなんで制定された日で、台風シーズンとも重なります。この記事では、防災の知識ゼロのパパでも、子どもがいる家庭に本当に必要なものを迷わずそろえられるように、これからわが家が備えていく中身をカテゴリ別のチェックリストにまとめました。同じく「そろそろ本気でやらなきゃ」と思っているパパと、一緒に一歩を踏み出せたら嬉しいです。
この記事でわかること
- なぜ「子どもがいる家庭」の防災は特別なのか
- 完全チェックリスト】子ども家庭の防災グッズ
- モノだけじゃない!パパがやるべき「準備」
- 続けるコツは「ローリングストック」
なぜ「子どもがいる家庭」の防災は特別なのか
大人だけの備えと、子どもがいる家庭の備えは、まったく別物です。
理由はシンプルで、子どもは「自分で身を守れない」「我慢ができない」「大人用のもので代用できない」から。避難所におむつやミルクが十分にあるとは限らないし、ストレスの多い環境で子どもが心を落ち着けられるかも大事です。
わが家は2歳児と小学生2人を含む5人家族。年齢がバラバラなぶん、必要なものも一人ひとり違います。だからこそ「家族の人数・年齢に合わせて、わが家仕様で備える」ことが何より大切だと気づきました。
ちなみに、市販されている「防災セット1個」の多くは、想定が大人1人・3日分。おむつも、子どもが食べ慣れた食料も入っていません。だからわが家では、市販セットを“土台”にして、子ども用は自分で足すのが現実的だと考えています。
【完全チェックリスト】子ども家庭の防災グッズ
備える量の目安は、最低3日分、できれば1週間分。水は1人1日3リットルが目安です(わが家は5人なので3日分でも45リットル…!)。カテゴリ別に見ていきましょう。

① 水・食料(ローリングストックで備える)
- 飲料水(1人1日3リットル ×日数 ×家族の人数)
- レトルトごはん・パックごはん
- レトルトカレー・スープ・缶詰
- 子どもが食べ慣れたお菓子・栄養補助食品
- カセットコンロ+ガスボンベ(温かいものが食べられると安心感が違う)
ポイントは後で説明する「ローリングストック」。専用の非常食をしまい込むより、普段の食品を多めに買って食べながら補充するほうが、ムダがなく続けやすいです。
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② 子ども専用の必需品(ここが一番見落としがち)
大人用では代用できない、子どものためのものです。月齢・年齢に合わせて中身を見直しましょう。
- 紙おむつ(少し大きめサイズも。支援物資はサイズが合わないことも)
- おしりふき(体や手も拭ける万能アイテム)
- 液体ミルク・粉ミルク・使い捨て哺乳瓶
- レトルト離乳食・子ども用の食べ慣れたもの
- 常備薬・お薬手帳のコピー・母子手帳のコピー
- お気に入りのおもちゃ・絵本(不安な子どもの心を落ち着ける)
とくに最後の「お気に入りのおもちゃ」は侮れません。非常時こそ、子どもがいつものぬいぐるみを抱きしめられるかどうかで、安心感が大きく変わります。
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③ トイレ・衛生用品
断水時に一番困るのが、実はトイレです。子どもは我慢ができないので、携帯トイレ(簡易トイレ)は最優先で備えてほしいアイテムです。
- 携帯トイレ(家族の人数 ×日数分。多めに)
- ウェットティッシュ・除菌シート
- からだ拭きシート(お風呂に入れないとき用)
- ゴミ袋(大小)・ビニール手袋
- 歯みがきシート・マウスウォッシュ
④ 明かり・電源(停電対策)
停電すると、夜は本当に真っ暗。小さい子は暗闇を怖がるので、明かりの確保は心のケアにも直結します。
- LEDランタン(広い範囲を照らせるもの)
- 懐中電灯・ヘッドライト(両手が空く)
- 大容量モバイルバッテリー(情報収集と連絡の命綱)
- 乾電池の予備
- 余裕があればポータブル電源(スマホ・小型家電が使える)
スマホは災害時の情報源であり、家族との連絡手段。電源の確保=家族の安心と考えて、バッテリーは多めに用意しておくのがおすすめです。
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⑤ 頭と体を守る・避難用品
- 子ども用の防災ヘルメット・防災ずきん(落下物から頭を守る)
- 笛(がれきの下からでも居場所を知らせられる)
- 防寒シート(アルミブランケット)・子ども用の上着
- 軍手・厚手の靴下・はきなれた靴
- これらをまとめる非常用持ち出しリュック(玄関にすぐ持ち出せる場所へ)
ヘルメット選びは、自転車用とあわせて考えると効率的です。サイズの合わせ方は別記事でも詳しくまとめています。
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モノだけじゃない!パパがやるべき「準備」
グッズをそろえたら半分は完了。でも、本当に大事なのは「いざというときどう動くか」を家族で決めておくことです。
……そして、ここがわが家の最大の弱点。バッグは用意したのに、これから書く3つは正直まるごと手つかずです。だからこそ、この防災の日に家族で取り組もうと思っています。同じ状況のパパは、ぜひ一緒にやりましょう。
家族の安否確認の方法を決めておく
災害時は電話がつながりにくくなります。「災害用伝言ダイヤル(171)」や「災害用伝言板」の使い方を、夫婦で一度試しておきましょう。「電話がダメならどこに集合するか」も家族で共有を。
避難場所・避難経路を子どもと一緒に確認する
自治体のハザードマップで、自宅周辺の危険な場所と避難場所をチェック。子どもと一緒に実際に歩いてみると、子ども目線の危ない箇所にも気づけます。お散歩がてら、防災の日にやってみるのがおすすめです。
家具の固定(地震対策の基本中の基本)
地震のケガの多くは、倒れた家具によるもの。とくに子どもの寝室・遊ぶ部屋の背の高い家具は最優先で固定しましょう。突っ張り棒や耐震マットなら、賃貸でも壁に穴をあけずに対策できます。
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続けるコツは「ローリングストック」
防災グッズの最大の敵は「賞味期限切れ」と「準備して満足して放置」です。
そこでおすすめなのがローリングストック。水や食料、おむつなどを普段から少し多めに買い、古いものから使って、使った分を買い足す方法です。これなら常に新しいものが備蓄され、賞味期限切れも防げます。
実際わが家でも、先日ちょうど保存していた水の賞味期限が近づいていたので、切れる前に普段の飲み水として使い切り、新しい箱をまとめ買いしました。これがローリングストックの一番シンプルな形です。難しく考えず「期限が近づいたら普段の生活で使って、買い足す」だけでOKです。
実はわが家、2〜3年前に用意した防災バッグを、一度も中身を見直していません……。当時とは家族構成も子どものサイズも変わっているはずなので、今あけたらサイズアウトした服や期限切れの食料が出てくるかもしれません。これは完全に反省点です。
だからこそ、これからは「防災の日に中身を総点検する」と決めました。年に一度、家族でリュックを開けて、サイズアウトした子ども服やおむつ、期限の近い食料を入れ替える。まずはこの習慣からスタートします。
ちなみに、停電・断水を伴う夏の災害では熱中症のリスクも上がります。あわせて対策を知っておくと安心です。
まとめ
子どもがいる家庭の防災、パパが押さえるポイントをおさらいします。
- 備えは最低3日分、できれば1週間分。水は1人1日3リットル
- 大人用で代用できない子ども専用の必需品(おむつ・ミルク・離乳食・常備薬・お気に入り)を忘れずに
- 携帯トイレは最優先。断水で本当に困る
- 停電対策にモバイルバッテリーと明かりを多めに
- モノだけでなく安否確認の方法・避難場所・家具固定を家族で準備
- ローリングストックで、防災の日に年1回総点検
わが家も、防災バッグを用意したきりで止まっていました。でも、こうして書き出してみると「次にやること」がはっきり見えてきます。完璧じゃなくていいんです。まずはバッグの中身を見直す、家族で避難場所を決める——その小さな一歩から。それだけでも、家族を守る力は大きく変わります。
9月1日の防災の日、子どもと一緒に「もしも」を話してみませんか。備えるパパの背中は、きっと子どもにとって一番の安心になります。
では、また。

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