「明日、台風で休校です」
この連絡が来た瞬間、パパ・ママの頭に浮かぶのは2つ。「仕事どうしよう」と「1日中、家で何させよう」ですよね。
結論から言うと、台風の日を乗り切るコツは「前日の夕方までに準備を終わらせて、当日は”特別なおうちの日”にしてしまう」ことです。当日に慌てて買い出しに出るのが一番危険で、一番疲れます。
この記事では、3児パパのわが家の前日準備リストと、警報の日のおうち時間の過ごし方を紹介します。
私自身の子供のころを振り返ると、大雨での休校の記憶はないのですが、台風の日はなぜかワクワクしたのを覚えています。ただ、いざ風が強まって外の木々が激しく揺れ、何かが飛び、窓がガタガタと音を立て始めると、急に怖くなって親にくっついていたものです。
そして親になった今、思うのは——台風・大雨の休校は、とにかく親のやることが多いということ。学校からの連絡をこまめに確認し、登校中なら引き渡し下校で迎えに行き…。台風でも仕事は基本休みにならないので、わが家ではその対応をママに任せてしまうことも多く、正直「大変だな」と感じています。
前日のうちにやっておくこと【チェックリスト】
買い出しは前日の夕方まで
台風当日のスーパーは、営業していないか、パンと弁当が消えています。前日までに揃えるのはこれだけで十分です。
- 火を使わず食べられるもの1日分(パン、おにぎり、バナナ、ゼリー)
- 子供の好きなお菓子(普段より少し多めに。切り札になります)
- 飲み物・麦茶パック
- モバイルバッテリーのフル充電
わが家は普段からレトルトや缶詰を多めに置くローリングストックにしているので、台風のたびに買いだめに走らなくてよくなりました。やっていることは「普段の買い物を少し多めにして、使った分を買い足す」だけ。難しい準備は何もしていません。
家の外まわりは「飛ぶ物ゼロ」に
- ベランダ・庭の物(子供の外遊びおもちゃ、傘立て、鉢植え)を屋内へ
- 自転車は倒しておくか、壁際に固定
- 雨戸・シャッターを閉める
子供のおもちゃは意外な盲点です。三輪車やバケツは簡単に飛びます。片付け自体を子供の仕事にすると、防災教育を兼ねられて一石二鳥です。
停電に備えて
- 懐中電灯・ランタンを居間に出しておく(押し入れの奥では意味がない)
- お風呂を早めに済ませる
- 冷凍庫に保冷剤を追加(停電時の保冷力アップ)
当日:警報の日の過ごし方タイムテーブル
午前:体を動かす系で体力を削る
外に出られない日の最大の敵は、子供の有り余る体力です。午前中のうちに削っておくと午後が平和になります。
- 布団を重ねて即席アスレチック
- 風船バレー(天井が低くてもできる)
- 「おうちかくれんぼ」(狭い家ほど意外な場所があって盛り上がる)
室内遊びグッズの手持ちがあるご家庭は、ここで総動員です。わが家の愛用品はこちらにまとめています。 → 夏休みのおうち遊びグッズ10選|猛暑でも家で大満足【2026年版】
午後:静かな遊び+「台風観察」
- ボードゲーム・トランプ・お絵かき
- 映画・アニメ鑑賞(この日ばかりはスクリーンタイム制限をゆるめるのがわが家流)
- 窓から安全に「台風観察」:雨雲レーダーを一緒に見て「今どこに台風がいるか」を地図で追う
台風観察は理科の勉強を兼ねた鉄板コンテンツです。「なんで台風はぐるぐる回るの?」と聞かれたら、しめたもの。一緒に調べれば自由研究のネタにもなります。
わが家の定番は、やっぱりトランプゲームと映画。この2つがあれば午後はだいたい平和に過ごせます。
一方で失敗しがちなのが、上の子2人が部屋でおもちゃに夢中になり、下の2歳児がのけ者になってしまうこと。年齢差があると遊びのレベルが違うので、放っておくと下の子が泣き出します。そうなったら親が下の子について一緒に遊ぶか、みんなでできるトランプや風船バレーに切り替えるのがわが家の対処法です。
夕方〜夜:停電したときの心構え
もし停電したら、子供は怖がるより先に、意外と「非日常」を楽しみます。
- ランタンを囲んで「キャンプごっこ」
- 懐中電灯で影絵遊び
- 停電中は冷蔵庫を開けない(保冷維持のため)を家族ルールに
親が慌てないことが、子供の安心に直結します。
「警報の日あるある」への対処法
Q. 子供が「外に台風見に行きたい」と言い出す
A. 絶対NGですが、頭ごなしに叱るより「窓から観察隊」に任命するのが効きます。危険な理由(飛来物・増水)は、ニュース映像を一緒に見ながら話すと納得が早いです。
Q. 在宅勤務と子守が重なった
A. 完璧は無理です。台風でも仕事が休みになりにくい家庭も多く、わが家も日中はママ中心の対応になりがちです。在宅勤務ができるなら「午前は全力で遊ぶ→午後は映画タイム=仕事タイム」と割り切るのも手です。
Q. 警報が出てるのに学校から連絡がない
A. 自治体・学校ごとの基準(暴風警報で休校など)を平時に確認しておくと慌てません。学校のプリントやメール配信の設定を今のうちにチェックを。
「台風一過=もう安心」ではない。過ぎたあとの数日も油断しない
見落としがちなのが、台風が過ぎたあとです。台風本体が抜けても、しばらくは大気の状態が不安定になりやすく、急な雷雨や強い雨が降ることがあります。「昨日ですんだから今日は外遊びOK」と判断すると、出先で降られることになりかねません。
わが家も、台風が抜けた翌日に外出のタイミングを完全に見失って、結局まる一日おうちで過ごしたことがあります。子どもたちの「暇だー」が始まるので、台風の翌日も「おうちの日」になる可能性を織り込んでおくと気持ちがラクです。川遊びを予定していた場合は、増水の影響も残るので、なおさら日を改めたほうが安全だと感じています。
まる一日おうちの日は「1〜2時間ごとに区切る」と回る
子どもが複数いると、同じ遊びを続けているうちに必ず誰かが先に飽きて、そこからぐずり始めます。わが家がやってみて回るようになったのは、遊びの内容より時間の区切り方でした。
- 1つの遊びは1〜2時間で切り上げて、次に移る
- 区切りごとに軽いおやつタイムを挟むと、気持ちの切り替えがスムーズ
- 「次はこれね」と先に順番を伝えておくと、終わらせるときにもめにくい
もう1つ気をつけているのが、画面を見る時間です。この日ばかりはゆるめる方針とはいえ、朝から晩まで映像だと、夕方には目も機嫌もあやしくなります。合間に窓の外の様子を一緒に見たり、部屋の中で少し体を動かす時間を挟んだりして、意識的にリセットを入れるようにしています。
まとめ:台風の日は「準備8割、当日2割」
- 買い出し・外まわり片付け・充電は前日の夕方まで
- 午前に体力を削り、午後は静かな遊び+台風観察
- 停電は「キャンプごっこ」に変換
- 子供の外出願望は「観察隊任命」でかわす
台風をきっかけに、防災リュックの中身や備蓄の量など、わが家の防災全体を見直すのもおすすめです。

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