秋の運動会シーズンが近づいてきました。運動会でパパに任される二大ミッションといえば、「場所取り」と「撮影」ですよね。
そして毎年どこかの家庭で起きる悲劇が、「望遠が足りなくてわが子が豆粒」「炎天下で観戦して家族全員グッタリ」「動画を撮ったつもりが撮れてなかった」。
結論から言うと、運動会は装備の準備8割・当日の腕2割です。この記事では、3児パパが毎年アップデートしてきた運動会装備リストと、失敗しない選び方を紹介します。
わが家の一番の失敗も、まさに撮影でした。ビデオカメラを回してはいたものの、大勢の子供の中でわが子がどこにいるのか分からなくなり、気づけば競技の「全体」をただ撮っているだけ…。後で見返すと、肝心のわが子がほとんど映っていない、なんてことがありました。体操服はみんな同じ。動いている集団の中から自分の子を見つけ続けるのは、想像以上に難しいんです。
まず確認:学校のルールで装備は変わる
買い揃える前に、必ずプリントや昨年の経験者に確認したいのが次の3点です。
- テント・タープは使用OKか(禁止の学校が増えています)
- 場所取りの開始時刻とルール
- 三脚・脚立の使用可否
せっかく買ったテントが持ち込み禁止…はよくある話。ルール確認が最初の装備選びです。
観戦の快適さを決める3点セット
① 折りたたみチェア
地面シートだけで半日座るのは、正直腰にきます。選ぶポイントは3つ。
- 軽さより「収納サイズ」(他の荷物と一緒に運べるか)
- 背もたれの高さ(ロータイプなら後ろの人の視界を遮らない)
- ドリンクホルダー付きだと地味に快適
わが家も運動会には折りたたみチェアを必ず持参します。幼稚園の頃はレジャーシートも敷いていましたが、小学生になると周りでシートを敷く人が減り、今はチェアだけで観戦しています。
使っているのは、棒どうしの継ぎ目にゴム(ショックコード)が通っていて、パッと広げて組み立てられるコンパクトタイプ。たたむと小さくなり、他の荷物と一緒に運べるのが気に入っています。ただ5年ほど使ったらそのゴムが劣化してきて、最近は組み立て時にすぐ外れるように…。そろそろ買い替えを検討中です。長く使うなら、ショックコードや生地がしっかりした定番モデルを選ぶと安心だと実感しています。
② ワンタッチテント/タープ(許可されている場合)
9月末でも日差しは真夏並み。日陰の有無で、家族の疲労度がまったく変わります。許可されている学校なら、あると快適な装備です。
- ワンタッチ式(設営1分)が正義。組み立て式は朝の時間ロス
- フルクローズできるタイプなら着替えスペースにも
- 風対策のペグ・重りは必須(飛んだテントは大事故になります)
ちなみにわが家は、テントは使わず折りたたみチェアだけで観戦するスタイル。テント禁止の学校も増えているので、まずはチェアを基本装備にするのが無難です。
③ 保冷グッズ・水分
- 大容量の保冷水筒 or ジャグ(家族分の麦茶)
- クーラーバッグ+保冷剤(お弁当の食中毒対策は9月でも必須)
→ 子供用水筒の選び方|大容量・保冷で夏の熱中症対策【2026年版】
撮影ミッションを成功させる装備と心得
スマホで撮るか、カメラで撮るか
結論、「光学ズームが必要かどうか」で決まります。
- 観覧席がトラックに近い園・学校 → スマホで十分
- 校庭が広い小学校 → スマホのデジタルズームでは豆粒&画質劣化。光学ズームできる機材が欲しくなる
わが家はスマホとビデオカメラの2台体制です。写真やちょっとした動画はスマホ、長時間の競技はビデオカメラ、と役割分担しています。
特にビデオカメラが手放せない理由が、わが家ならではの恒例行事にあります。それは、運動会の夜、近くに住むじいじ・ばあばの家で、夜ご飯を食べながらその日のビデオをみんなで見返すこと。大画面で孫の活躍を一緒に見る時間は、運動会のもう一つのハイライトです。スマホの小さな画面より、ビデオカメラでしっかり撮っておくと、この時間がぐっと楽しくなります。
使っているビデオカメラはSONYのハンディカム「HDR-CX470」(2017年モデル)。ただ正直なところ、SONYは家庭用ビデオカメラから撤退気味で、いま新品はほとんど手に入りません(中古かレンタルばかり)。これから運動会用に買うなら、選択肢は次の3つです。
- 光学ズームの強い現行ビデオカメラ(パナソニックなど)を新品で買う ← 校庭の広い小学校でもわが子を大きく撮れて安心
- 型落ち・中古のSONYハンディカムを安く狙う ← CX470の使い勝手が好きな人向け
- スマホ+ジンバルで軽装にする ← 観覧席がトラックに近いなら十分
わが家も次に買うなら、光学ズームが効く現行のビデオカメラにするつもりです。運動会の広い校庭では、この「光学ズーム」があるかどうかで、わが子が主役に撮れるか豆粒になるかが決まります。
パパカメラマンの鉄則5か条
- 前日夜に充電&空き容量確認(当日の朝では間に合わない)
- わが子の服・靴・ゼッケン番号を暗記(体操服は全員同じ。見分けポイントは足元と髪型)
- プログラムに出走順・コースをメモしておく(徒競走は一瞬で終わる)
- 動画は「回しっぱなし」、写真は妻とスマホで分担(1人で二刀流は両方失敗する)
- ファインダー越しだけでなく肉眼でも見る時間を作る(撮影係あるあるの後悔No.1)
撮影ポジションの考え方
- 徒競走:ゴール正面が鉄板。ゴールテープを切る瞬間の表情が撮れる
- ダンス・演技:わが子の立ち位置を事前に子供本人に聞いておく(「どっち向いて踊る?」)
- 移動は競技の合間に。競技中の場所移動は他の保護者とのトラブルの元
あると株が上がる「気の利く小物」
- レジャーシートの下に敷く銀マット(地面の熱・冷え対策)
- ウェットティッシュ&ゴミ袋多め
- 冷却タオル・ハンディファン
- 絆創膏(転んだ子供用。よその子に貸すと株が上がります)
- モバイルバッテリー(撮影でスマホの電池は溶けるように減る)
→ パパの育児リュック10選|失敗しない選び方とタイプ別おすすめ【2026年版】(これらを詰める相棒として)
まとめ:運動会は「前日夜」に勝負がついている
- 学校ルールの確認が装備選びの第一歩
- 快適さはチェア・テント・保冷の3点セットで決まる
- 撮影は光学ズームの要否で機材を判断、前日夜の充電チェックを忘れずに
- ファインダー越しだけでなく、自分の目でも子供の勇姿を見る
装備を整えて、当日は思いきり子供に声援を送りましょう。
毎年ビデオを撮って夜にじいじ・ばあばと見返すたび、去年より少し大きくなったわが子の姿に気づかされます。装備を整えるのは、その一瞬をきれいに残して、家族みんなで何度も味わうため。今年もしっかり準備して、当日は自分の目でもわが子の頑張りを見届けようと思います。

コメント